美容師の皆さん考えたことありますか?

美容室の作りってほぼ美容師が最適に仕事をし易いように作られているのがほとんどではないでしょうか?
目線を顧客側に限りなく寄せて考えてみると、
『空調が自分に合ってない』
『BGMが気に入らない』
『デカデカと大きな鏡に煌々と自身を映し出されるのが嫌』
『渡された雑誌が好みではない』etc,,,,,,,,,,,

など、色々と不満に感じる事があるはずなのです。
もちろん、ビジネスとして運営しているので、効率よく利益率をあげるための店舗づくりをするのは当然の事だと思うのでいいと思うのですがこれからの美容を考えた場合、いつまでも旧態然とした美容室をベースとするのではなくて少し、発想を変えてみればかなり面白いことになるのではないかと思います。

例えば、お客様の前には鏡を置いて当然!と漠然とした暗黙の了解があるわけですが本当に必要なのか考えて見ませんか? もしそれが美容師の為だけに必要なものならば置く必要ないのでは?と思うのです。
そもそも、鏡に映る姿はお客様にとっては反転した顔が写っているわけで決して周囲から見られているその人個人の顔ではないですよね?
美容師さんなら分かると思うのですが、鏡越しに写ったスタイルを見て確認しフィニッシュし、お会計の時にお客様と正対した際に微妙な違和感を感じることないですか?

僕自身が鏡に依存していると10年ほど前に気づくまではそんな状態でした。

薬剤に対しても考え直すべきことは山ほどありますが今日はスルーします。

そして何より一番僕がこの業界で嫌なことは、技術講習会などを行い同業者からお金を巻き上げるシステムがとても嫌いです。 
そこで学んだものはその会場内では有効なのですが実際の自分のフィールドの中ではただの自己肯定感を満たすための情報にしか過ぎないと思っています。
そもそも美容の技術に正解というのはなく、仮に科学的な裏付けがあったとしてもそれは今をピークにまた新たな科学によって塗り替えられていくものであると考えていますので全く意味のないものになりますね。

自分に投資することは大切だと思います。でも昔と違って、学び方が変わっているという認識を持たないといけないですね。スキルもマニュアル化され誰でも安易に取得可能なレベルになっていきますしね。

無駄な投資で満足している場合ではないように思いますので、一過性の満足で終わることにつぎ込む時間があればもっと根本の見直しをしてみるで本当にすべき事、と排除すべき事がよく見えてきます。
そこからではないでしょうか。

そんな調子で色々な事を考えだすと顧客満足を追求すればするほどミニマムな個人サロンで、お客様ごとにある程度の空間を含む微調整をしないといけなくなります。大規模サロンはあくまでブランディングを求める顧客ニーズを満たすに特化し小規模サロンは個々のニーズに細分化することに特化していく。この二極化になるのは必至です。

ケチになろうという話ではなく、無意識に消費している無駄を見つけ出し改善するだけでいかに多くの無駄に囲まれて仕事をしていたかが分かるし、いかに自己満足のために仕事をしていたのかがクリアに見え流今日この頃。